nakokunの日記

Ⅰ型糖尿病の奥さん(妊娠中)の夫の日記です。参考までにぜひ。

「Ⅰ型糖尿病」の「妊婦」の「夫」の日記‗Ⅰ型糖尿病とは⑤‗カッチン

インスリンとは、

血糖値を下げる作用をするホルモンです。

 

Ⅰ型糖尿病の人の場合、

インスリンが体内から分泌されないので

外部からインスリンを注入しなければなりません。

それがインスリン注射でした。

 

では、具体的にどのようにインスリン注射を打っているのか、

私の奥さんの事例を紹介します。

 

私の奥さんは現在、妊娠3か月で、

妊娠が発覚した後にインスリン注射の種類を変えました。

(それまで使用していたインスリン注射は妊婦に使用しても

問題ないという保証がないため、妊婦でも問題ないインスリン

注射に変えました。

本来であれば、妊娠する前、子づくりを始めた段階で

インスリンを変えるのが望ましかったらしいのですが、

そのあたりはうまくいきませんね、、なんとかなりましたが)

 

奥さんが現在使用しているインスリン注射は

2種類あります。

「レベミル」という注射と「ラピッド」という注射です。

この2種類の注射を使い分けています。

※このあたりは次回お話します

 

さて、血糖値をコントールするためにインスリン注射をうつわけ

ですが、その前提として、

 

現在の自分の血糖値がどれくらいなのか、

 

というのも頻繁にモニタリングしなければいけません。

 

私も含め、健常な人は自分の血糖値など気にしたことはありません。

私も奥さんと出会うまでは自分の血糖値のことなど全く気にしたことがありませんでした。

 

そもそも、血糖値ってどうやって計測するの?

そんなに簡単に計れるものなの?

採血をしなければいけなんじゃないの?

 

と思うかもしれません。

 

しかしどっこい、現在の医療機器の進歩は素晴らしく、

10秒程度でほとんど痛みなく血糖値を計測することができるのです。

 

その魔法の機械が「カッチン」です。

カッチンといっても正式な名称ではありません。

我が家ではそう呼んでいるだけです。

(正式にはもっとかたい名前があるそうです)

 

カッチンの機能は要するに、

血糖値を測定する機械です。

 

万歩計くらいの大きさで、小さな画面がついています。

先端部分に血液をつけたフィルターを装着する部分があり、

ここに血液フィルターを装着すると5秒ほどで血糖値が表示されます。

 

フィルターに血液をつけなければいけないわけですが、

これはペンシルのような張り付きの機械があり、これを指先などにつけ

「かっちん」とすると、指先から血液が少しだけ採取できます。

(私もたまにやっていますがほとんど痛みはありません)

 

このカッチンを使って、我が家では血糖値の測定をしています。

血糖値の値によって注入するインスリンの量もやや変わってきます。

 

次にインスリン注射についてお話していきます。