「Ⅰ型糖尿病」の「妊婦」の「夫」の日記‗Ⅰ型糖尿病とは⑦‗カーボカウント
炭水化物のことを英語でcarbohydrate(カーボハイドレイト)と
いうそうです。
カーボカウントのカーボとは、
炭水化物のことをさします。
カウントとは「数える」「計算する」の意味なので、
カーボカウントとは「炭水化物を計算する」くらいの日本語になるでしょうか。
カーボカウントではインスリン量を調整するために、
摂取する食べ物の炭水化物量を計算します。
1カーボが炭水化物「10-15グラム」(アメリカと日本、あとは担当する先生によって違うそうです)になります。
摂取する炭水化物量に応じて、インスリン量を変えます。
(たとえばうちの奥さんの場合、
朝は30グラムほどを目安にたべますが、
その場合は30×1.2を計算し、3.6単位のインスリンを打たなければいけませんが、四捨五入して4単位打ちます)
このように1食あたりの炭水化物量を調整し、
摂取する炭水化物量に応じてインスリン注射を計算していきます。
これは話を聞く限りではかなりめんどくさそうに思うかもしれませんが、
やってみると意外にはまっていくものです。
細かい計算なんていちいちしたくない、、という人も中にはいるでしょうが。
私の妻も最初はかなりめんどくさそうでしたが、
そのうちに楽しそうにやるようになりました。
しかし、炭水化物量を把握しなければいけないということは、
炭水化物量がわかる食事を摂取しなければいけないということになります。
コンビニのたべものなどは多くの食品に炭水化物量表示がありますが、
たとえば外食をすると、メニューに表示がない場合も多いです。
そのような場合は自分たちで計算をしなければいけませんが、
どのような食材・調味料を使っているかわからないので若干あてずっぽうになります。
こう考えていくと、結局、家で作ってたべたほうが楽だよね、
という感じに我が家はなっています。
次は身の周りの食べ物の炭水化物量についてお話していきます。